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薔薇がやられてしまう病気や虫の種類は数多くあります。病気や虫に弱いのもバラの特徴と言えるでしょう。なので、おこりやすい病気や、虫の対処法などを知っておくことが大切です。薔薇を育てるときは、その点に細心の注意を払う必要があります。面倒だと思う人もいるでしょうが、この手入れをちゃんとやりましょう。

薔薇がかかりやすい病気と対処法

それでは、さっそく「薔薇の三大病」とよばれている病気の特徴と対処法を紹介することにしましょう。しっかり対処法を知っておけば大丈夫!病気を見つけても、慌てずにきちんと対処してバラを守りましょうね。


黒点病

この黒点病は黒斑病とも言われていて、薔薇がかかりやすい代表的な病気といってもいいでしょう。発生時期は6〜7月、9〜11月頃といった1年のなかでも特に雨の多い時期によく見かけます。症状としては、バラの葉に黒い斑点ができます。それがだんだんと葉全体に広がっていきます。そして黄色くなり枯れ落ちてしまうのです。また、黒点病は若い枝に黒い跡を残してしまうこともあるんですよ。土の中の黒点病の細菌が、雨などで跳ね返って、それが葉につくことで発生します。病気の葉はすぐに取って、落ちた葉も処理しましょう。対処薬剤を3日おきくらいに3回ほどまいてください。そのほか、梅雨に入る前にバラの株元にワラを敷くなどのマルチングをすれば、黒点病の予防になりますよ。しかも乾燥防止にも効果的です!


「うどん粉病」

「うどん粉病」も黒点病と同じく、薔薇の代表的な病気の一つに挙げられます。発生時期は4〜6月、9〜11月頃の昼と夜の温度差がはげしいときによく見かけます。バラの葉、つぼみ、新芽の一部に「うどん粉」のような白い粉をふくことから、このような病名がつけられました。この白い粉はカビの一種で高い湿度や窒素肥料のやりすぎが原因と考えられています。「うどん粉病」にかかってしまうと、一気に育ちが悪くなってしまうので、粉のついている葉はすぐに取りましょう。そして、黒点病のときと同じ間隔で対処薬剤をまいてください。


「根頭がん腫病」

「根頭がん腫病」は特に発生時期が決まっていません。ということは、いつでも発生する可能性があるということです。バラの根や株元にコブのようなものをみつけたら、それは「根頭がん腫病」かもしれませんよ。一見すると泡が固まったようになっていて、表面はざらついています。これは根の傷口から入ったキンによってできたものです。コブが大きくなっていくため、木の勢いがなくなります。コブはきれいに取り除いてください。また出てきても根気よく取っていくと、普通に育ちますよ。

その他・薔薇の病気

「薔薇の三大病」以外の病気にも軽く触れておきたいと思います。これらはあまりめったにかからない病気です。


キャンカー

キャンカーは「枝枯れ病」とも言われています。その名のとおり、薔薇の枝が枯れてしまう病気で、特になりやすい時期というのはありません。これは何年も経ったバラに比較的多く見られますね。枝に紫褐色の斑点が出てきたら、その枝は切り落としましょう。切り口はしょうどくしてくださいね。


「灰色かび病」

6月の梅雨の時期や9〜11月の秋頃に発生するのが「灰色かび病」です。花弁に汚褐色の斑点が出て、開花しなくなります。症状の見られる部分を取り除いて、薬剤をまきましょう。多湿やムレが原因になるので、風通しをよくすることが一番の対策法です。

薔薇につく虫と対処法

病気だけでなく、虫にも気をつけなければなりません。虫がつくのはバラに限ったことではないので、対処に慣れている人も多いでしょう。薔薇につきやすい虫を紹介します。


アブラムシ

アブラムシは春から秋にかけて、緑や黒の小さな虫が新芽にむらがるように発生します。だた、夏はあまり見られません。アブラムシがつくと葉がしわしわになってしまいます。できるだけ早く見つけて、薬をかけましょう。水で薄めた牛乳をかけるのも効果的ですよ。


ハダニ

気温の高い時期によく発生するのがハダニです。葉に白い斑点がついていたり、葉全体が黄色くなって落ちてしまいます。ハダニはアブラムシと違い、肉眼では見えにくいので、出た症状で判断しましょう。葉を取って、薬をかけてください。


チュウレンジバチの幼虫

春から秋にかけて多く発生します。バラの幹に成虫が産卵し、その産卵痕は縦に割れてしまいます。一枚にたくさんの幼虫がつくので、瞬く間に葉が食べ尽されます。成虫は飛んでくるため完全駆除は難しいですが、幼虫は薬で駆除しましょう。葉は取ってくださいね。


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